Analyst®ソフトウェアで「Equilibrate」を選択しても、Shimadzu LCポンプが応答しない


日期: 05/14/2018
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問題の説明

Shimadzu LCシステムを含むLC/MSメソッドでシステムを平衡化するために、Analyst®ソフトウェアの「Equilibrate」アイコンを選択すると、システムが作動しているように見え、設定した平衡化時間中またはその後にもエラーが表示されないにも関わらず、LCの送液が開始されないことがあります。ポンプは正しい流速に設定されていますが、ポンプは動作していません。また、赤いポンプライトがオンにならず、背圧もかかりません。この問題は断続的に発生しますが、メソッドが平衡化されるたびに発生するわけではありません。


解決方法

システムの起動手順(下記)に従い、Analystで「Equilibrate」アイコンを選択した後にポンプが作動することを確認してください:

  1. Analystソフトウェアにおいて「Hardware Configuration」をダブルクリックし、目的のHardware Profileをアクティブにします。
  2. Acquireモードで「View Queue」アイコンを選択してQueue Managerを起動します。
  3. 「Equilibrate」アイコンをクリックし「Equilibrate」メニューを表示、平衡化のメソッドと時間の長さを選択します。
  4. 「OK」を選択すると画面が閉じ、平衡化を開始します。
ただし、次のいずれかの状況が発生した後にLCシステムがスタンバイモードになった場合、単に「Equilibrate」アイコンを押すだけでは、質量分析装置は平衡化されますが、LCシステムは平衡化されないことがあります。LCの流速と組成は初期条件に設定されますが、ポンプは停止したままです。次の状況では、ポンプがスタンバイ状態になります:
  1. システムがスタンバイ状態になる原因となるLCまたはMSエラーの受信
  2. システムのアイドルタイム(Idle-Time)制限に達した場合
  3. Queue内で進行中のRunを中止した場合
  4. Standbyボタンを選択して、システムがアイドル状態のときに手動でスタンバイ状態にした場合Selecting the standby button to manually put the system into standby while it is idle
TLCの流路を平衡化するには、Shimadzu LCポンプの前面にあるPumpボタンを選択し、初期条件で移動相を流し始めます。あるいは、LC/MSシステムをスタンバイ状態のままにしておき、Hardware ProfileをDeactivate Profile後、再びActivate Profileにし、Shimadzu LCシステムを通常の平衡化操作ができる状態にします。

そして、「Standby」、「Ready」、「Standby」、「Equilibrate」を選択し、ポンプをオンにします。